いぼ治療

いぼはどうしてできるのか

いぼはどうしてできるのか

 

いぼは、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)という、まさにウイルスの一種が皮膚に感染してできるものです。HPVにはさまざまな種類があり、普通のいぼ以外に、性感染症の尖圭コンジローマ、子宮癌の原因ウイルスとしても注目されており、いずれもいぼとして、呼び名が違うだけで同じウイルスです。

 

いぼのウイルスは正常の健康な皮膚には感染できず、小さな傷などから皮膚に入り込み、皮膚の一番下の層である基底層にある細胞(基底細胞)が感染していぼを作ると考えられています。感染を受けた基底細胞は細胞分裂が活発になって増え続けます。この感染細胞の塊がいぼです。

 

いぼができるためには、小さな傷を通してウイルス(HPV)が、皮膚や粘膜に入り込んで、基底細胞まで到達する必要があります。例えば、外傷を受けることが多い手足や外陰部において、いぼはよくできます。また、アトピー性皮膚炎の子どもたちが、特に、引っかくことの多いひじやひざなどにもいぼができやすいのは、これが原因です。

 

このようないぼができるメカニズムをしっかり理解しておくと、いざ、病院やクリニックに行って、いぼ治療について皮膚科医に相談したり、不安点や疑問点を尋ねやすいと思います。